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太陽光発電には、一体どれだけの光熱費削減効果があるのでしょうか?

光熱費を削減する太陽光発電

陽光発電は、確実にあなたのお宅の光熱費を削減してくれます。なぜなら、太陽光発電システムは、電気を発生させるシステムであり、太陽光が照射されれば、確実に電気が作られるように出来ているからです。

そして、それはメーカーによって最低でも10年間は保証されることになります。(メーカーによっては25年まで保証しているところもあります。)

作られた電力は、まずは自家使用され、余った分が売電される仕組みになっています。導入する容量にもよりますが、晴天であれば、日中発電する電力だけで、十分電力の使用を賄うことができるようになるでしょう。※ただし、夜間はまったく発電しませんし、雨や雪、曇りの日は発電量が極端に低下することになります。完全に電力を自給自足しようとすれば、蓄電池を導入することが必要です。→詳しくは、蓄電池についてのページをご覧下さい。


私たちは日中どれだけ電気を使っているのか

あなたは、日中どれだけ電力を使っているか、ご存知ですか?

おそらく、ほとんどの方が意識していないのが現状だと思います。実際に、どれだけ電気を使っているかを意識するだけで、節電になるくらい意識することは大切です。参照:メリット7・使用電力の可視化で10%節電になる

ここではまず、あなたが家庭でどれだけ電力を使っているかを考えてみることにします。電力の使用量は、kWhという単位で表すことができます。消費電力1kWの電化製品を1時間使用すると消費する電力が、1kWhということになります。

日中在宅の家庭であれば、日中使用する電気として考えられるのが、照明、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコン、扇風機、コタツ、炊飯器、加湿器、除湿機、空気清浄機、パソコンなどがあげられます。各電化製品の消費電力は下表の通りです。

電化製品 消費電力 電化製品 消費電力
冷蔵庫(常時) 150-600W ドライヤー 800-1200W
トースター(加熱時) 1000W アイロン 1200W
電子レンジ 1300W 掃除機 1200W
電磁調理器(卓上) 1200W コタツ 600W
自動食器洗い機 1300W 電気カーペット 500-800W
炊飯器 300-700W ハロゲンヒーター 500-1000W
炊飯器(IHタイプ) 700-1300W 加湿器 300-500W
ホットプレート 1300W 液晶テレビ(32型) 150W
洗濯機 500W プラズマテレビ(32型) 240W
洗濯機(乾燥機能) 800-1000W ブラウン管テレビ32型 210W
掃除機 1000W デスクトップPC 150-300W
扇風機 50W ノートPC 50-150W

※1kW=1,000W、1kWh=1,000Whとなります。


当然、各電化製品の製品によって、消費電力は変わってくることになります。各家庭の消費電力は、各電化製品の消費電力×使用時間数となります。

例えば、日中在宅の家庭の場合で、日中を12時間とした場合、使用している電気が次の通りだったとします。
冷蔵庫300W×12時間、テレビ150W×6時間、照明100W×8時間、洗濯機500W×1時間、このような場合の消費電力は、下のように求めます。


0.3×12+0.15×6+0.1×8+0.5×1=5.8kWh


仮に一般家庭で平均的な発電量4kWを導入していた場合、年間想定発電量が4,200kWh程度となりますので、一日あたり11.5kWh発電することになります。

そうすると、日中使用する電力のすべてを賄って、残った発電量11.5-5.8=5.7kWhは売電されることになります。2015年度に導入した場合の売電価格は、1kWhあたり35円ですから、5.7×35=200円ほど、小遣いが入ってくるような計算になります。

一般家庭の平均的な電気代は、1kWhあたり24円程度なので、節電効果は、5.8kWh×24円=139円程度ということになります。

※もちろん、発電量は天候に左右されるので、実際には晴れの日は11.5kWhよりも多く発電しますし、雨や曇り、雪の日などは、より発電量は少なくなると想定されます。


※※年度内導入を検討の方へ※※
2016年度(平成28年度)買取価格の適用を受けての太陽光発電導入は、すでに受付を終了しました。今後検討される方については、2017年度以降の固定価格買取制度が適用となります。どう検討していけばよいか、下記ページをご覧頂けるとスムースですので、ご参照ください。




オール電化だった場合は、どうなるか?

オール電化を導入している場合、電気はオール電化用の料金プランに加入することになります。


東京電力が提供するオール電化向け電気料金プランンの電化上手は次のようになっています。

昼間・・・1kwhあたり31円、朝晩・・・1kWhあたり25円、夜間・・・1kWあたり12円です。
そうなると、太陽光発電が発電している時間帯は、1kWhあたり31円ということになります。

当然、オール電化の場合は、電気はできるだけ夜間にまとめて使用するようにして、出来るだけ日中は使わないことが望まれますが、そうは言っていられない場合、太陽光発電が発電する電力は非常に重宝することになります。
なぜなら、1kWhあたり31円【夏場は38円】と非常に高額だからです。


なので、オール電化を導入する場合でも、太陽光発電は光熱費の削減に非常に役立つことが想定されます。

先ほどあげた消費電力の例に加えて、オール電化の場合IHクッキングヒーターの使用量が加わってきます。そうなると、IHは、2kW~3kW消費するので、各一時間使用したとすると一日で5kWh消費します。

先の例では、5.7kWh電気があまる計算でしたが、オール電化の場合は、さらに5kWh使用するので、余剰電力は、0.7kWhということになります。

そうなるとオール電化の場合、で一日11.5kWh発電する場合、自家消費電力は、10.8kWh、売電量は、0.7kWhということになり、節電利益は、10.8×31円=334円、売電利益は、0.7×25円ということになります。

以上光熱費は太陽光発電を導入することで確実に削減することができますが、利益という面では、売電したほうがお得ということができます。→太陽光発電のメリット1:経済的な利益

また、オール電化の場合でも、太陽光発電を導入することでよりメリットは大きくなる可能性は高くなるでしょう。

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太陽光の設備認定と電力売電権利をお売り下さい。


メリット10:光熱費を削減できる|太陽光発電アドバイザー公式情報サイト関連ページ

メリット1・経済的な利益
太陽光発電を設置することの11のメリットのうち一番目として、経済的な利益についてお伝えしています。多くの方が目的とされることですが、「どういう状態が利益なのか」を明確にされていない方がほとんどいませんので、しっかりとご確認ください。
メリット2・地球環境負荷の軽減
太陽光発電を設置することの11のメリットのうち地球環境負荷への軽減についてお伝えしています。太陽光発電は再生可能エネルギーのもっとも有力な発電方法の一つです。代替えエネルギーとして利用されることで、地球環境への負荷を軽減します。
メリット3・緊急時の優位性
太陽光発電を設置することの11のメリットのうち緊急時の優位性についてお伝えしています。東日本大震災後、この緊急時のライフラインの確保は、非常に高い関心の的となっています。固定価格買取制度と併せて太陽光発電の普及の大きな要因となりました。
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太陽光発電を設置することの11のメリットのうち送電効率と電力需要に対するメリットついてお伝えしています。自宅で発電して自宅で使うので、非常に効率がよいのは直感的にわかるかと思います。
メリット5・低金利ローンが使えること
太陽光発電を設置することの11のメリットのうち低金利のソーラーローンを使えることについてお伝えして参ります。市場最安でお金を借りられる時代にあって、太陽光発電のように設置後利益が得られるパターンでは、お金を借りて運用するのみ非常に効果的です。
メリット6:家族が喜ぶ
ここでは、一般的な太陽光発電のメリットの6番目:番外編としまして、直接的に太陽光発電がもたらすわけではない、副次的なメリットを紹介したいと思います。それは、家族が喜ぶということです。
メリット7:使用電力の可視化で10%節電になる
7番目のメリットは、あまり注目されていない太陽光発電の効果なのですが、電力の発電、使用量が可視化することで、意識的に節電するようになり、平均で10%も電気の使用量が減るというものです。
メリット8・今なら高額な補助金が助成される
太陽光発電は、今導入すれば最低でも導入価格の1割程度の補助金をもらって始めることができ、さらに向こう10年間電気利用者から援助してもらいながら設備を維持管理できるという大きなメリットがあります。
メリット9:設置場所を選ばない
太陽光発電のメリットの9番目は、設置場所を選ばないということです。現在の設置場所のメインは、屋根ですが、更地や倉庫の上、カーポートの上など、多種多様な場所に設置することができます。もしかしたら、あなたが持っている場所で、思いもよらないところに設置できたりするかもしれません。
メリット11:遮熱効果で冷暖房費を節減できる
太陽光発電を屋根に設置すると、夏は日差しを防ぐ遮熱効果で2階室内の温度の上昇を抑えることができます。逆に冬は、室内の暖かい空気が、室外の冷たい空気と交わらことで、気温の下落を防ぐことができます。このようにして、冷暖房費を抑制することにつながるのです。