太陽光発電のいろは「みちしるべ」
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ソーラーローンの審査に通りやすい通りにくい

陽光発電を導入する際に、ソーラーローンを活用する方は多いです。

新築時に太陽光発電も併せて導入する場合は、住宅ローンに入れ込むことも多いですが、
既存住宅に導入する場合や、新築後後付けで導入する場合はソーラーローンを活用します。
※住宅用についてです。産業用はまた融資の種類が異なります。

ソーラーローンというくらいなので、お金を金融会社から借りることになるため、
融資を受けることができるかどうか、審査にかけられることになります。

ソーラーローンは、さまざまな金融会社が提供していますが、金融会社の種類や会社によって、
それぞれ審査基準は異なり、審査に通りやすかったり、通りにくかったりします。

また、審査項目はさまざまな点があるので一概には言えませんが、
各個人の状況によっても通りやすかったり、通りにくかったりします。

ソーラーローンの場合は、太陽光発電を導入するための費用を融資するもので、
しっかりとした目的融資であり、節電や売電収益につながるため、一般的に審査は通りやすいです。
太陽光発電をソーラーローンで導入する際の審査は厳しい?

それでも過去、クレジットカードを作ろうと思ったけれど通らなかった方や、
リフォームローンやフリーローンなど審査を通らなかった経験から不安に思う方も多いでしょう。

そんな方のために、通りやすいソーラーローン会社について紹介したいと思います。

大切になるのは審査基準とあなたの状況

ソーラーローンの審査基準は、各金融会社によってさまざまなのですが、
それぞれ審査する項目というのは、共通点があります。

金融会社の違いだけではなく、融資目的の種類によっても、変わりますし、
ローンの形態によっても変わってくるのが現状です。

ソーラーローンの場合、先にもお伝えしましたが、太陽光発電という世の中の役にたつ商品で、
経済的なメリットも大きく、国も推進しているような商品を購入するためのローンなので、審査は通りやすいです。

なぜなら、売電収入や節電による経済的なメリットを太陽光発電の導入者は受けられるので、
その利益がローンの返済資源として使えるとみなせるからです。

しかし、当然年収や勤続年数、勤務先の情報や個人情報など、一般的な金融審査条項は審査されますので、
何か問題がある場合は、審査に通りにくくなります。

また、ノンバンクが提供するソーラーローンの場合多くが提携ローンといって、
販売店を通して契約する形態が多く、販売店のノンバンクへの影響力によっても審査基準が変わったりもします。

このあたりは各金融会社によってもさじ加減がことなりますので、見極めが難しいところです。

さらに個人情報の内容の見方についても各社見解が異なります。

例えば、太陽光発電のように商品代金を借りるような融資は減点対象ではないけれど、
お金自体を融資するようなフリーローンのような商品を組んでいる場合審査に通りにくかったり、
消費者金融から借り入れがあると審査を通過しなかったり、
支払いの遅れが一回でもあると審査を通さなかったり、
これらはすべて各会社が独自で決める審査基準によって変わってきます。

各会社によって重視するポイントが違ってくるわけです。

A社は消費者金融からの借り入れがあったとしてもOKだけれど、支払いの遅れが2回以上あったらだめとか、
逆にB社は、支払いの遅れは5回まではOKだけれど、消費者金融から借り入れがあったらダメとかいった具合です。

また、さまざまな要素が複雑に絡まりあって審査されますので、
どれかひとつ不利な点があっても、必ずしも審査を通らないわけではありません。

例えば、通常勤続3年未満は審査が厳しくなりますが、
勤務先が税理士事務所で税理士の有資格者だったら勤続一年でも大丈夫だったり、
お金の融資を多く借りている場合でも国家公務員だったらOKだったりと、
いろいろな要素がからまってくるわけです。

さらに、いずれの条件をとっても融資を受けににくいような場合でも、
提携している太陽光発電販売業者のものすごく強い要望を受けて、
ギリギリ審査を通るような場合もあります。

この場合、同じ金融会社であっても、太陽光発電販売業者Aで審査したらNGだけれど、
影響力の強い太陽光発電販売業者Bを通して審査したらOKになるようなケースがあるわけです。

もっとも審査が通りやすい金融会社は?

以上のようにさまざまな状況や条件が絡まりあうソーラーローンの審査ですが、
どの会社に申し込みをすれば、もっとも審査に通りやすくなるのでしょうか?

ちなみに太陽光発電の一括見積もりのように、ローン審査をあっちやこっちで同時にかけたりすると、
個人情報の照会履歴でばれてしまい、審査にネガティブな影響を及ぼしてしまうので、避けたほうが無難です。

金融会社といっても、都市銀行や地方銀行、信用金庫やノンバンクまでさまざまな業者がありますが、
私がもっともおススメしたいのは、太陽光発電販売業者と提携しているノンバンクです。

基本的に提携ローンの場合、施主が直接金融会社とやり取りすることはなく、
販売店を介してローンの申し込みや交渉を行っていきますので、楽だということができますし、
審査基準も他の金融会社よりも緩くなりやすいのが特徴です。

提携ローンとして使えるソーラーローン会社といっても、オリコやアプラス、ジャックスや三菱クレジット、
クオークなど、さまざまな会社があります。

どの会社も上記に上げたような独自の審査基準がありますが、
その中でももっとも審査に通りやすいのは、その販売店がもっとも懇意にしている金融会社、ということになります。

なぜなら、提携ローンの場合、金融会社と販売業者は、BtoB取引の関係にあるわけなので、
当然のことながら、審査基準も業者間の関係性で大きく変わってくるからです。

金融会社としても、その販売業者が他の金融会社をメインに使うようになってほしくないわけなので、
審査基準などを妥協して、通りにくい審査も通したりするわけです。

金融会社からしたら、もしこの案件の審査を通さなくて、他の金融会社が通してしまった場合、
今後この販売店のローンが他の金融会社に移ってしまうということになれば、多少リスクがあっても
審査を通してしまうこともあるということです。

よって、影響力が強い販売店の提携ローンがもっとも審査がとおりということになります。

また、新築の家に太陽光発電を導入する場合、まとめて導入して、住宅ローンに含めてしまうのも効果的です。
みずほ銀行の太陽光発電住宅ローンとは一体何か?なども参考にしてみてください。

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