太陽光発電のいろは「みちしるべ」
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新しい電気を生み出す仕組み、それが太陽光発電です。

太陽光発電とは・・・・?

太陽光発電(Photovoltaic Power Generation)は、無限に降り注ぐ太陽光のエネルギーを、

太陽電池という仕組みを活用することで電力に変換する発電方式の仕組みの名称です。


再生可能エネルギーの一形態です。

太陽光発電によって得られるエネルギー、石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料やウランなどの

地下資源から得られる枯渇性エネルギーと対比して、再生可能エネルギーというエネルギー群に

属しており、クリーンで地球環境を消費しない新しいエネルギー源として、

資源が乏しい日本や、環境意識の高いヨーロッパを中心に世界的に非常に高い注目を

浴びていて、これからますます普及していくことが期待されています。


もはやこのままでいけば、地球の化石燃料はあと数十年で枯渇してしまうと言われています。

そんな危機感の中で、各国・企業はさまざまな再生可能エネルギーの研究がなされており、

どうにか次世代のエネルギー源を確保しようと躍起になっています。

再生可能エネルギーについては、別の項で解説しますので、概略だけ抑えておいて下さい。


太陽光発電のしくみの概略

太陽光発電は、下図のように屋根に取り付けられた「太陽電池」が太陽光を照射されることで

電力を作り出して、「接続箱」と呼ばれる機器に集積され、次に「パワーコンディショナー」で、

直流の電力から交流の電力へと変換されて、「分電盤」から各家庭内のコンセントに分配されます。

そして、そこで使い切らなかった電力は、「売電メーター」で計測されて、

電力会社へと逆潮流して売電されていくような仕組みになっています。

太陽光発電のしくみ図

※各設備や詳しい解説は項を改めますので、ここでは概要だけをしっかりと抑えるようにしてください。

ちなみに「」で囲われた用語は、太陽光発電の基本的な用語になりますので、別項目で、

しっかりと内容を確認すると共に、どこで活用されるものかということを図を元にきちんと

覚えておくようにしていただきたいと思います。



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