太陽光発電のいろは「みちしるべ」
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太陽光発電の業界をリードし続けたきた訪問販売業者

訪問販売業者イメージ図
現代社会では、とても嫌がられ悪徳業者と勘違いされることが多い、訪問販売業者。

実はこれまで太陽光発電市場は、訪問販売業者が牽引してきました。

それは、太陽光発電には次のような特性があったからです。

  1. 価格が高く採算性が低かった
  2. 認知度が低く、ニーズが薄かった
  3. セミオーダー商品で、販売に際して詳細な説明が必要だった
  4. オール電化と抱き合わせることでメリットがあるように見せられた
  5. 自宅の屋根に取り付けるため、現地調査を必ずする必要があった

以上のような理由から、太陽光発電の販売の中心はずっと訪問販売業者が担っていました。

ところが、太陽光発電の価格が下落して、全量買取制度などの補助制度ができたことで、
太陽光発電の認知度と採算性があがったことから、さまざまな業態で取引されるようになったのです。

すべての訪問販売業者が悪いわけではない

この記事の最初に、「訪問販売お断り」の画像をイメージとして掲載しました。

これは、東京都杉並区のHPより転載したものですが、
これまでたくさんの訪問販売業者が現れては消えていく中で、
強引な営業活動や悪徳商法などによって、消費者が非常にたくさんの被害をうけました。

訪問販売業者にだまされたのです。

しかし、決して訪問販売業自体が悪いわけではありません。

上の杉並区のポスターにも「訪問販売・勧誘はお断りします」と記載してありますが、
その下にはきちんと補足で、「消費者の拒絶の意思表示にも関わらず訪問・勧誘することは禁止」と
書いてあるのがわかると思います。

つまり、訪問販売自体が悪いのではなく、訪問販売でしつこい営業活動をすることが問題になっているわけで、
訪問販売業者の中に、しつこい営業や悪質な販売活動をする業者がいるだけのことなのです。

実際に、訪問販売を規定する特定商取引法においても、訪問販売を行う際のさまざまな規約はあるものの、
訪問販売自体を無効としたり、販売方法として禁止しているようなことはありません。

訪問販売だろうが、ネット通販だろうが、業態はどうであれよい業者はよい業者なのであり、悪い業者は悪い業者なのです。

それは、販売業態がどうであれ関係のないことです。

ただ、訪問販売は悪質な業者が多いために、訪問販売業者=悪とイメージされているだけなのです。

訪問販売業者の特徴

訪問販売業者は、元々新興産業のぱっとサイデリアの販売などから始まったといわれています。

一軒一軒、家を片っ端から訪問し、断られながら話を聞いてくれる見込み客を探し、
話を聞いてくれる人のところに説明担当員と訪問販売員がペアで訪問してセールスする流れがメインです。

見込み客に断られてもめげない精神力と、元々欲しくもない商品を欲しいといってもらうようセールスする、
非常に強力な営業力が武器となっていて、商品が変わってもすぐに売上を上げられる強みを持っています。

例えば、ある訪問販売業者は、新興産業が倒産してぱっとサイデリアを販売できなくなったら、
即シロアリ駆除のサービスを売るようになったなどです。

訪問販売員や説明担当は歩合制のことが多く、セールスプロセスとしては効率が悪いため、
どうしても商談一件あたりの経費が大きくなり、価格は高くなりがちです。

また、その営業力ゆえに、「売れたら何でもよい」というお金目当ての業者が多いのも実情です。

しかし、少なくとも本当に顧客のことを思い、自社の「よい商品」を普及したいと思い、
きちんと誠実に営業活動をしている人が多いのもまた裏の事実です。

ただし、商品の価格構造自体は、優良業者であっても顧客獲得コストはかかってしまうので、
太陽光発電の価格自体は、他の業態に比べると高いことが多いです。

工事内容は、優良業者であれば長期的な付き合いをしていくことから、
しっかりとメーカー基準を満たした丁寧な内容になるでしょう。

現在の太陽光発電専門販売業者の中には、元訪問販売業者だったところもあるくらいです。

訪問販売だからといってだめということは一切ないのです。

太陽光発電に見られる不当な勧誘典型例
  1. モニターを募集していますと持ちかける訪問してくる
  2. 電話で光熱費が安くなりますよと面談アポイントを要求する
  3. 不確定な売電収益をあたかも確実であるかのように説明する
  4. 実際に発電する量よりも多く発電する架空のシミュレーションを提示する
  5. 執拗に居座り、申し込みするまで帰らない
  6. ものすごく得になるかのような架空の補助金の話をする
  7. 特定商取引法に基づく書類を提示しない
  8. キャンペーンなどの期限を設けて、結論を急かす
  9. ローンや金利を支払わなくてもよいと虚偽の情報を伝える
  10. いつでも解約できるような月額サービスのように見せかけるクレジット
以上のような事例が報告されているので、上記に当てはまるような場合は、
絶対に申し込み・契約はしないように注意してください。

また、万が一申し込み・契約してしまってから、上記の事例だと気づいてしまった場合は、
消費者センターに通報して、対応を相談するようにしましょう。

大切なことは、間違っても業者に連絡しないことです。

ああでもない、こうでもないと執拗に難癖をつけて、申し込みや契約を撤回できないよう、
あらゆる手を使ってくる恐れがあります。

しかし、そもそも消費者は法律によって手厚く保護されているので、
安心して消費者センターに助けを求めるようにしてください。

→詳しくは、太陽光発電を契約する際にクーリングオフが適用される条件とは参照ください。

訪問販売業者に依頼するときの注意点
訪問販売業者に太陽光発電を依頼するときの注意点は、
業者の妥当性と見積もり価格、シミュレーションの妥当性をはかることです。

訪問販売業者から購入を考えている方のほとんどが、
営業マンの営業力に影響を受けて購入を決断することがほとんどです。

その営業マンが誠実な方なのでしたらよいですが、
「誠実に見える」悪徳営業マンである可能性も捨てきれないので、
しっかりと提出された見積もり書とシミュレーションの妥当性を見ることにしましょう。

内容が妥当であれば、誠実な営業マンである可能性は高く、
まっとうに営業している訪問販売業者であれば、長期的にお付き合いすることもできると思います。

そういう意味で、こちらで見積もりとシミュレーションのセカンドオピニオンをすることをおすすめします。

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ここで見積もり依頼をして得た複数の見積もり、シミュレーションと内容がどうちがうのかをしっかりと確認してください。
→詳しくは、高確率で優良な太陽光発電の販売店を見つける方法をご覧ください。
→詳しくは、見積もり・シミュレーションを取得して費用対効果がを最大化させる方法をご覧ください。

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