太陽光発電のいろは「みちしるべ」
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太陽光発電のPID現象は大きなトラブル因子、未然に防ぐことが大切

陽光発電のメーカー選びにおいては、発電効率や実発電量、価格、保証内容等さまざまな視点があります。当サイトでも、太陽電池メーカー選びの基準だったり、各メーカー毎の特徴などを解説しています。そして、常に一貫してメッセージさせていただいているのは、「太陽光発電の費用対効果」だと思います。どれだけ優れた製品で、どれだけ発電効率がよくて、どれだけ多く発電しても、導入費用が高くなりすぎるようだったら意味がないと思うわけです。そして、費用対効果という側面から考えると何よりも避けたいのが、「トラブル」でしょう。


仮に、どれだけ費用対効果が高いと思われる製品を導入したとしても、トラブルが起こって発電する時間が減ってしまってはまったく意味がなくなってしまいます。もちろん、太陽光発電だって完璧なシステムではありませんし、どのメーカーで買っても、どの販売店を通しても、どの施工業者が工事しても、トラブルが起こるときはトラブルが起こってしまいます。


しかし、一定levelのトラブルについては、未然に防げるものもあり、きちんとしたトラブル対処があらかじめ出来ているメーカーの製品を、きちんとしたトラブル対策を想定している販売店や施工会社にお願いするのが、近道ということになります。そこで、考えていただきたいのが、PID耐性の認証取得という観点です。PID現象とは、太陽光発電の2大トラブルのひとつとも言われる大きな問題です。主に大規模な太陽光発電所中心に発生する確率が高くなると考えられていますが、住宅用についても一応視野に入れておくべきと思います。
産業用太陽光発電の2大トラブルの一つPID現象と対策参照ください。

 

PID現象とは何か?

PID現象とは、電圧誘起出力低下(Potential Induced Degradation)と呼ばれ、モジュール内の太陽電池セルと接地されたフレームとの間に高電圧がかかった場合、出力が低下する現象です。ソーラー発電システム全体の出力が低下する現象するため、実発電量や費用対効果に直接的に影響を与えるものなのです。太陽光発電システム全体の総出力を低下させる恐れかおり、50kW以上の高圧太陽光発電所などを中心として欧州で事例が多くみられ、高電圧下でかつ、高温多湿な環境で起こりやすいとされています。


メーカーの責任としてPID現象を起こしてはならないのはいうまでもありませんが、発電効率をよりよくしながらPID現象が起こらないようするのには、当然高い技術力が必要になるのはもちろんのこと、ものすごい企業努力が必要になるということができるでしょう。


 

PID現象を未然に防ぐために耐性認証を受けたパネルを選ぼう

そこで各製品がPID現象を起こしにくいことを第三者機関で試験して認定してもらおうとメーカー各社が考えたわけです。
つまり、PIDに対して耐性が備わっているかどうかを証明するのが、第三者の試験機関による認証なのです。JISやケミトックス、フラウンホーファーなど試験機関では、それぞれに厳しい各種PID試験条件を課して検証しています。
この認証を取得すれば、PID現象という太陽電池特有の大きなトラブルを起こしにくいという信頼性が証明されることになります。シャープ、京セラ、パナソニック、東芝、長州産業、ソーラーフロンティア、三菱電機などの国内メー力ーのほとんどのメーカーのほか、サンテックパワー、カナディアンソーラー、Qセルズ、LG電子、インリーといった外国メーカーも認証を取得しています。もちろん数あるテストの一つなので、パスすれば100%大丈夫というわけではありませんし、多くのメーカーが取得しているので、太陽電池メーカーの選択基準とはなりにくいですが、それでも認証を取得しているかどうかを考えることは極めて大切になるといってよいでしょう。
※このような専門的なトラブルを未然に防ぐためにも、専門的なよい販売店と付き合うことが大切です。→高確率で優良な太陽光発電の販売店を見つける方法も併せてご確認ください。
【参考】

フラウンホーファー研究機構によるPID耐性試験

PID現象資料1
PID現象資料2




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