公認の太陽光発電アドバイザーの視点からアドバイスします
2013年度、2014年度と固定価格買取制度の買取単価は下がり続けています。
また太陽光発電導入支援補助金も2014年度に打ち切りになりました。
そんな発展めまぐるしいからこそ、先が読みづらく見通しを立てにくい太陽光発電市場を、
過去から現在への分析と、マーケティング理論から将来を予測していこうとするものです。
太陽光発電業界では唯一の第三者機関による認定資格・太陽光発電アドバイザーでありながら、
どの太陽光発電販売会社にも属していない中立の立場で、解説していきます。
太陽光発電を導入を検討しているけれど、もう少し状況を見てから導入するかどうか決めようとしている方や、
すでに導入していて今後どうなるか関心を寄せている人、に客観的に興味だけの人まで、
できるだけ多くの方にとって役立つ記事を掲載していきたいと思います。
また、その時々にタイムリーに記事をアップしていきますので、ぜひこのページをブックマークしていただき、
定期的にご覧いただくことをおススメします。
あるいは、当サイトのツイッターやフェイスブックページをフォローしていただき、
タイムリーな更新をご確認いただけると幸いです。
とてもためになると思われた記事については、ぜひシェアしていただいて、
お知り合いの方やフォロワーの方へ情報共有して頂けるとサイト運営者としてとても嬉しく思います。
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太陽光発電アドバイザーとしての基本スタンス
基本的に私は太陽光発電推進派です。だから、太陽光発電アドバイザーの資格を取りましたし、こういったサイトを運営しています。
ただし、基本的にはすべての人が太陽光発電を導入すべきとは思っていませんし、
「すべての屋根に太陽光発電を」なんて、きれいごとを言うつもりもありません。
実際に、太陽光発電を導入してメリットがある場所もあれば、メリットにならない場所もあるからです。
太陽光発電を設置して、「導入する目的」を達成することができる方は、
ぜひ太陽光発電を導入してメリットをたくさん得ていただきたいと思いますし、
「導入する目的」を達成できない、あるいは導入してメリットが小さいという方はぜひ導入しないで欲しいです。
なぜなら、太陽光発電は、人類のエネルギー問題を一定レベル解決する可能性のある優れたシステムですが、
導入して損する方がいるとそれだけで「太陽光発電自体」に悪いイメージができるからです。
そして、強引な販売をする業者がいるために、そういったミスマッチが起こっていることが問題だと思いますし、
ぜひ、損をしない選択をして欲しいという願いから、このサイトを運営しています。
太陽光発電に興味ある方が、本当に太陽光発電を導入してメリットを得られるのか、
しっかりと判断していただき、導入する方には得られるメリットが最大化するよう、
メリットが得られない方には、メリットが得られないから導入しないと結論を出してもらえるよう
公正明快な情報を提供をしていきたいと思います。
なお、当カテゴリは過去、現在の市場分析とマーケティング理論に則って将来の予測等も記載していきますが、
確実に予測が当たるものではないということを前もってお断りしておきます。
私はここに記す未来予測に基づいて行動していきますし、最善の情報を元に分析しているので、
高い確率で予測は当たりますが、あくまでも予測は予測ですので、自己責任にて情報を活用いただければ幸いです。
あなたと太陽光発電に幸が多いことを記念しています。
太陽光発電アドバイザー秋山慎也
太陽光発電アドバイザー秋山慎也の視点記事一覧
2014年度は、太陽光発電業界は大きな変換を迫られました。住宅用太陽光発電の設置の際に助成されていた太陽光発電導入支援補助金は廃止となり、再生可能エネルギー固定価格買取制度の買取単価は大幅に下がったからです。住宅用は、1kWhあたり38円から37円と1円しか下がらなかったのですが、産業用については、36円/kWh税別から、32円/kWh税別まで大幅な下げとなりました。それでも2014年度も太陽光発...
この記事では、具体的な未来予測の話をしていきたいと思います。全量買取制度(固定価格買取制度)の買取価格は、2015年度いくらになるでしょう?これは、今、太陽光発電の導入を検討している方にとって非常に関心の高い事柄だと思います。2014年度中に太陽光発電は導入したほうが得なのか、それとも2015年度まで待ったほうが得なのか、はたまた、もっともっと待って2016年度以降にしたほうがよいのか。初期投資と...
出典:スマートジャパン太陽光発電協会が、今後の太陽光発電市場の見通しを発表しました。上記グラフが、その内容です。このグラフによると太陽光発電は、2018年まで市場の急拡大が続き、2022年ころから、導入量が減少していくことが示されています。この背景にあるのは、全量買取制度によるバックアップと太陽光発電システム自体の性能向上があり、拡大が鈍化する背景には、太陽光発電用地の不足が上げられています。確か...
今後の太陽光発電市場はどのようになっていくのかについて、太陽光発電アドバイザーとしての考え方を述べている「秋山慎也の視点」カテゴリですが、さまざまなリソースを複合的に検証することで、より精度の高い予測とすることができるはずです。太陽光発電は今後どうなるか、では私の予測を記載しましたが、その根拠となるデータがしっかりとあっての予測だということを示したいと思います。根拠となるデータとは、ここで紹介する...
太陽光発電の導入を検討している方にとって、太陽光発電は今後伸びる可能性があるかどうかは、非常に関心の高い事象ではないでしょうか?当サイトでは、太陽光発電市場や全量買取制度の行く末など、今後の動向は予想してきました。矢野経済研究所の予測や太陽光発電協会の発表、さまざまな太陽光発電に関するニュースや行政の動向、さらには太陽光発電とは異なる経済全体の動向まで含めて、情報網を張り巡らせ、あらゆる角度から分...
2014年9月24日、九州電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づく新規契約の凍結を発表しました。対象は、これから設備認定を受けるものはもちろん、すでに設備認定申し込みまでしていて認定を済ませていない、案件も含まれれるとのことで、10kW未満の住宅用太陽光発電は凍結しないことになっています。つまり、保留の対象となるのは、全再生可能エネルギーののこれから設備認定手続きをするものと、設備...
2014年9月30日、九州電力につづき、北海道電力、東北電力、四国電力の3社も全量買取制度における再生可能エネルギーの電力買取を中止すると発表しました。→九州電力による太陽光発電の買い取り中断が今後及ぼす影響は?も併せてご確認ください。各社とも新規の買い取りを中止するもので、すでに設備認定の許可がおりたもの、あるいはすでに買い取り制度の適用を受けている案件については、その限りではありません。ただし...
2014年10月1日の日経新聞転載九州電力の再生可能エネルギーの新規買い取り中止発表以来、北海道電力、東北電力、四国電力と相次いで、新規買取の中止を発表して、太陽光発電にとってイメージ的に悪く見えるような出来事が続いています。2014年10月1日の日経新聞に掲載された記事が上記のものです。※私が住んでいる隠岐の島は、どの新聞も朝刊と夕刊というものはなく、全日版といって昼来るものです。おそらく、通常...
2014年9月末から九州電力から始まって北海道電力、東北電力、四国電力まで、合計4社までがたて続けに「再生可能エネルギー」の新規買取を中止すると発表しました。新聞各社やテレビ等のメディアも大きく報道しました。その影響からか、太陽光発電の導入を検討しているのだけれど、今後売電できなくなるのであれば、導入をやめたほうがよいのでは、と多く問い合わせを頂いております。確かに、売電収入を目的として、太陽光発...
産業用太陽光発電は、岐路に立たされています今度どんどん市場は縮小していくのか、それともさまざまに報じられる逆風を乗り越え、成熟市場へ成長していくのか。もちろん、政府による施策は大きな影響を与えることはもちろんですが、それでも私たち民間人の意思は、政府による規制を打ち破って新しい流れを作ることもできます。ただ、九州電力が突然電力の買取を中止すると発表していらい、大きな流れとしては逆風が吹いているのは...
経済産業省が再生可能エネルギー政策の見直しを急いでいます。この記事は、2014年10月16日の日経新聞の記事ですが、いろいろと問題が噴出している再生可能エネルギー政策について、経済産業省総合資源エネルギー調査会が検討をはじめているのです。まずは、有識者からの意見を募り、現状の課題と検討案をまとめているようです。そもそもの発端は、2014年9月末九州電力が突然再生可能エネルギーの買取を中断すると発表...
ようやく特定非営利法人太陽光発電に登録が完了しました。これまでもずっと興味があって、ホームページは見ていました。実際に加入してみようと思ったことが何度かありましたが、後回しにしたり忘れたりして、加入手続きをしていなかったですが、少し前に手続きし、会費を納入して、ようやく会員登録完了した旨を知らせる通知が届きました。ここでは、太陽光発電所ネットワークとは何か、どうして加入してのかという意図とと目的、...