太陽光発電のいろは「みちしるべ」
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どうして産業用太陽光発電が人気なのか?

業用太陽光発電(10kW以上の設備を導入して固定価格買取制度上の産業用の適用をうけること)の投資システムが確立したことによって、これまで使われていなかった土地やスペースを利用した「リスクの少ない投資事業」が可能になりました。しかし、太陽光発電による投資を前向きに考えながらも、「投資額が大きいこと」や「新しい未知の世界であること」などから、悩みや不安を抱えている人は少なくはないでしょう。さらに、2014年9月末には、九州電力が新規で産業用太陽光発電の設備申請をすることを中断する自体になっています。当然、将来的に本当に収益を約束されるのかと不安に思われる方も多いでしょう。しかし、今回の九電を中心とした電力5社の対応一つとっても、報道の仕方はどうであれ、すでに設備認定を受けている案件の買い取りは保証をしており、太陽光発電への人気があまりにも高いことが今回の事態になった裏返しともなっています。※再生可能エネルギー政策の大きな見直し速報を参照ください。
そこで今回はあえて、特に人気のある不動産投資と比較して、その不安を少しでも解消していきたいと思います。


不動産投資と比較してみると

低リスクで確実な収入を得られる投資ビジネスとして、人気の高い産業用太陽光発電事業ですが、同じくローリスクロングリターンといわれ投資の定番である分譲マンションや賃貸アパートなどの「不動産投資」と比較して、果たしてどちらがビジネスとして魅力的なのでしょうか?(当サイトは太陽光発電をおススメするサイトなので、基本的には太陽光発電が勝つことは目に見えていますが 笑)次の2つのポイントで比較してみたいと思います(この二つのポイントは、投資という面では極めて大切な観点になります)。ただし、私は元不動産投資の営業マンなので、不動産投資については精通しています。

  1. 利回りの問題
  2. リスクの問題

まず1つ目は、必要となる土地の面積での比較です。
はじめに、不動産投資の場合で考えてみましょう。もしあなたが、賃貸アパートによる投資を行ったとします。狭い土地でも上に上にと階数を増やすことで、投資規模を広げていくことが出来ます。ただしデメリットとして、アパートとしての利便性や駅からの近さなどの立地条件をきちんと考えなければいけません。さらに、建蔽率や容積率の絡みもあり、制限なく階数を重ねることはできません。なによりもネックになるのは、立地条件が厳しいということです。不動産投資で何よりも大切になるのは、立地です。その次が、立地です。そして、さらにその次が立地です。つまり、不動産投資の命は立地なのです。そうなると、当然よい立地の土地は高額になります。だれしもが欲しがるためです。初期投資が高くなると、利回りは低くなります。※利回りは、年間想定収入÷初期投資です。賃料も人気のある場所だと高くなりますが、売買時の価格とはまったく連動しないので、基本的に都心部など人気エリアでの不動産投資は利回りが極めて低くなります。そのかわり、空室率などを抑制することができるため、全体としてのリスクは低いことになるわけです。つまり、不動産投資は、リスクと利回りが反比例しているということになります。よい立地で高利回りの投資をしようと思うと、不動産業者になってインサイダー情報を掴むか、不動産業者と極めて懇意になってインサイダー情報を流してもらうかのどちらかしかないでしょう。



次に、太陽光発電の場合について考えてみましょう。
メリットとしては、不動産と違って利便性は問われません。どこでも太陽光が照射されれば問題ないです。太陽光発電の場合は、郊外の不便な土地でも問題ないので、土地代を安く抑えることができます。よって、システムの規模を比較的簡単に拡大することが出来ますし、先ほどの論理から、必然的に利回りを高くすることができます。まただし、デメリットもあります。太陽光発電による投資で大きな利益を得るには、アパートのように階数を増やすことが出来ないので、広大な土地を準備しなければなりません。その際にでも、都心のちょっとした土地を仕入れるよりは安価で済むでしょう。



2つ目は、リスクに関する比較です。
まず不動産投資は、誰かに部屋を借りてもらうことにより利益が生まれる「家賃収入」が主となります。しかしながら、家賃収入を得る不動産投資には多くのリスクがつきものです。空室によりアパート全体の稼働率が下がることで家賃も下がりますし、老朽化によって資産価値も下がってしまいます。また、室内での自殺や孤独死などの問題も発生します。基本的には立地がよいほど空室率は低くなりリスクは抑えられますが、自殺や孤独死などのリスクは、全国どこでもかわりません。加えて、アパートの設備整備に費用がかさむだけでなく、家賃がきちんと支払われないなどの大きなコストが生じるのです。ただし、きちんと質を維持し続ければ、よい立地の物件であれば、家賃収入を得ながら、不動産価値を保全することができるので、不動産そのものの価値が残るという点はものすごく強いアドバンテージでしょう。しかし、自殺物件などは、どうしても価値が下がります。



では、太陽光発電による投資はどうでしょう。 収入源は売電という方法しかありませんが、一旦設置するとほとんどメンテナンスの必要はありません。※もちろんメンテナンスは必要ですが、基本的に業者に任せて大丈夫ですし、大きな金額がかかることはありません。※太陽光発電にとって重要となるメンテナンス参照ください。しかも、決められた売電単価で20年間、電力会社がきっちり買い取って貰うという契約を結ぶので収入は安定します。そして、その契約は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度という法律で保護規定されたものです。さらに、機器についてはメーカー保証が得られるため、本当にリスクというリスクがありません。ただし、先にもちらりとお伝えしましたが、九州電力、北海道電力、東北電力、四国電力では、すでに新規産業用太陽光発電の参入を規制しています。そのため、今からのタイミングで太陽光発電投資に参入できるかどうか、という点については??な部分が出てくるでしょう。東電管内などではまだまだ余力があるようです。



他にはない!好条件な長期安定型「太陽光発電」

太陽光発電の設備に関しても、大きな安心感があります。なぜなら太陽光発電パネル本体の寿命は30年以上とも言われているので、十分な期間活用することができます。さらにメーカーによりますが10~20年間の発電出力保証及び災害保証がついているので何かあっても慌てることはありません。もちろん発電効率は少しずつ低下していくものの、最初から想定した上で事業計画を作成しているので問題はありません。しかも、太陽光発電メーカーは、東芝やシャープ、パナソニックなど、大手企業を選べば倒産リスクも極めて低くなります。不動産投資も家賃保証というものがありますが、本当に家賃保証している会社が10年、20年と存続するかは??です。さらに、市場が変われば、保証家賃額も変わってくることが多いです。一方で、パナソニックや東芝などが潰れることって想像しにくいと思います。もちろん、ないとはいえませんが、パナソニックや東芝が潰れる日は、ものつくり大国日本の終焉ですよね。ちなみに当サイトでおススメしているソーラーフロンティアは、昭和シェル石油の100パーセント子会社です。


以上のことから、産業用太陽光発電への投資事業の魅力を感じて頂けたのではないでしょうか。これほどまでに低リスク&高条件な投資事業は、他にないと断言してもよいです。だから、お金のある人はぜひ太陽光発電にぜひ投資してほしいです。おそらく、2014年度は産業用太陽光発電が優遇される最後の年度になるでしょう。もし少しでも興味があるようでしたら、当サイトをじっくりご覧いただいて、導入を検討されてください。今ならまだ、間に合うかもしれません。


皆様の中では、太陽光発電システムを設置できるような土地を所有していない方、土地はあるけれどパネルを置くほどの屋根のスペースがない方、なるべく低予算でシステムを導入したいという方など、さまざまな悩みを抱えた方々がいらっしゃるかと思います。そこで皆さんにオススメするのが「分譲型産業用太陽光発電や土地付き産業用太陽光発電」というタイプの投資事業です。これらは、場所・費用ともに大規模な産業用太陽光発電と比較して、小口投資が可能となり、「もっと気軽に太陽光発電を導入したい」という投資家の皆さんのために、最近では色んな投資プランが登場し、大変充実しています。このように、仮に不動産を所有していなくても、。あなたの目の前に大きなビジネスチャンスが広がっているのです。

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