太陽光発電のいろは「みちしるべ」
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太陽光発電は発電効率が悪いというのがデメリット?

一般的に太陽光発電は、発電効率が悪いのがデメリットと言われています。

実際に、現在最も発電効率がよいとされるパネルを見ても、

東芝製のもので、変換効率が20.1%と言われています。


そもそも発電効率は何かというと、照射される太陽光エネルギーのうち、

何%を活用できる電気というエネルギーに変換することができるのかという数値で、

先ほど出した東芝製の太陽光パネルの場合、受けた太陽光エネルギーのうち、

条件が完全に整ったら最大で20.1%を電気に変換することができ、

残りの約80%あまりはロスしているということができるでしょう。


確かに20%しか活用されず残りの80%はロスになることを考えるならば、

ロスが多いし、発電効率は非常に悪いと言わざるを得ないでしょう。

実際に、太陽熱利用の場合、変換効率は約50%になると言われています。


太陽熱利用とは、具体的には太陽熱温水器=朝日ソーラーなどが有名で、

よく古い家の屋根の上に設置されている銀色の温水器のことをさします。


しかし、太陽熱温水器は、太陽熱を活用して温水を作ることはできますが、

電気を発電することはできません。

また、太陽光発電を設置しなければ、エネルギーは利用することなく

すべてロスしてしまいます。


そういうふうに考えると一概に太陽光発電の発電効率が悪いことは、

デメリットにはならないのではないかと、個人的に考えています。

なぜならば、何もしなかったらロス100%なのですから、

そのうちの20%も利用できるということは素晴らしいことと思うからです。


そもそも太陽光は無料で無限に降り注ぐ偉大なるエネルギーです。

それを活用できるわけなので、変換効率が悪いことを持って、

デメリットというのは早計のように思います。


太陽熱利用と比べ変換効率が悪いとしても、

使途が限られる時点で、「人間が使うことができるえネギー」への変換効率は、

表面的な変換効率よりも悪くなると言えます。


実際に太陽光発電を導入して、

経済的に得になるか、損になるのかがどちらかというと重要になるのではないでしょうか?

仮に変換効率が悪いとしても、

経済的に得になるのであれば、導入しないよりは導入したほうがよいということになります。

それでも発電効率が悪いということで導入しないというのは、

比較する対象がないことを考えれば、「ないものねだり」でしかないのではないでしょうか?


※比較対象がないというのは、現状太陽光発電以外に、
太陽光エネルギーを有効に活用する手立てはないという意味においてです。

もちろん、場合によっては長州産業製パネルのように、
太陽熱温水器も併設することは可能です。
ただし、経済的にどちらがメリットになるかは??です。
なぜなら、先にお伝えしたように太陽熱利用によって得られるエネルギーは、
温水くらいでしかなく使途が限られてくるからです。

太陽光発電のデメリット2:発電効率が悪い関連ページ

太陽光発電のメリット1:エネルギーのクリーン性
太陽光発電のメリットの1番目は、環境面の利点でエネルギーとしてのクリーン性と非枯渇性です。太陽光エネルギーを電気に変える仕組みなので、二酸化炭素などの副産物を一切排出することなく、また地球資源を一切使用することなく電気を作り出すことが可能なのです。
太陽光発電のメリット2:経済的な利益
太陽光発電を導入することで得られるメリットの2番目は、経済的な利益を得られるということです。すなわち電力を発電することで電気を電力会社から購入する量が減り、売電することで収入源にもなるということです。
太陽光発電のメリット3:非常時の緊急用電力源となる
太陽光発電を導入することで得られるメリットの3番目は万が一停電になった時でも太陽光が照射される限り電力が生産され続けることです。地震などの自然災害が起こった時に、とてもに頼りになる非常時の緊急用電力源となるのです。
太陽光発電のメリット4:地球資源の保全
メリット1が地球環境の保全だとすれば、このメリット4は地球資源の保全ということができます。太陽光エネルギーのみで電力は発電する太陽光発電は、現代社会で生活する上で必須の電気をどんな資源も使わずに発電することができる非常に優れた技術であることが言えます。
太陽光発電のメリット5:電力市場全体の節電に貢献できる
太陽光発電のメリット5番目は、自家発電した電力を使用することで、主に夏場を中心とした電力需要が高い時期の節電ニーズに貢献できることです。
太陽光発電のメリット6:送電ロスがなくなる
電力会社から電気の使用場所までの送電線上で、長い距離運ばれてくる間に電力は10%くらい失われます。それを送電ロスといいます。太陽光発電は自宅で作られるため送電ロスをなくすことができます。
太陽光発電のメリット7:使用電力の可視化で10%節電になる
7番目のメリットは、あまり注目されていない太陽光発電の効果なのですが、電力の発電、使用量が可視化することで、意識的に節電するようになり、平均で10%も電気の使用量が減るというものです。
太陽光発電のメリット8:今なら高額な補助金が助成される
太陽光発電は、今導入すれば最低でも導入価格の1割程度の補助金をもらって始めることができ、さらに向こう10年間電気利用者から援助してもらいながら設備を維持管理できるという大きなメリットがあります。
太陽光発電のメリット9:設置場所を選ばない
太陽光発電のメリットの9番目は、設置場所を選ばないということです。現在の設置場所のメインは、屋根ですが、更地や倉庫の上、カーポートの上など、多種多様な場所に設置することができます。もしかしたら、あなたが持っている場所で、思いもよらないところに設置できたりするかもしれません。
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太陽光発電を導入することで、間違いなく光熱費を削減することができます。なぜなら、太陽光発電は太陽光が照射されれば電気を発電するからです。ここでは、どれだけ削減できるのか、解説したいと思います。
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ここでは、一般的な太陽光発電のメリットの番外編としまして、直接的に太陽光発電がもたらすわけではない、副次的なメリットを紹介したいと思います。それは、家族が喜ぶということです。
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太陽光発電を導入することのデメリット1番目は、初期費用が高額であることがあげられます。1kW最安値で30万円程度なので、一般家庭ではおおよそ100万円程度は初期費用がかかる計算になります。
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