太陽光発電のいろは「みちしるべ」
MENU

太陽光発電を導入すると初期費用がかかり手持ち資金が減るデメリットがある

初期費用は、未来への投資
陽光発電を導入する際には、最低100万円以上の金額を、
初期費用として投資する必要があります。

その見返りとして、毎月の電気代が減ったり売電収益を得たりすることができますが、
10年程度の長い期間を活用して、最初にかかる経費を回収していく必要が出てきます。

例えば、4kWの太陽光発電を導入すれば、設置場所の条件やメーカーによっても異なりますが、
相場では、概ね120万円~160万円の間位費用として出費しなくてはいけないのです。

当然それは、基本的にはポケットマネー:預貯金から捻出する必要があり、
お金を使うということは、すぐ使えるお金が減るということになるのです。

すぐ使えるお金が減るということは、一つのデメリットということが出来るでしょう。

ただ、なくなるのではなく結果増えて返ってくる投資

ただし、太陽光発電の場合は、他の電化製品などとは違って、ただ初期費用がなくなるだけのものではありません。

テレビや冷蔵庫、洗濯機などは、使用してその「使用感」を得ることで目的を遂げる性質がある一方で、
太陽光発電は、設置して稼動して終わりではなく、あくまでも電力が発生されて、
自家使用して節電効果を発揮させるか、売電させて収益にしてはじめて効果を実感することができる商品なのです。

そういう背景から、太陽光発電の導入を検討する際には、
どれだけお金が出て行って、どれだけ回収することができるのかということを見極めることが大切になります。

先の4kWの太陽光発電で120万円から160万円かかる場合、標準的なパネルであれば、
一年間で、1,000kWh~1,200kWh発電することになります。

余剰電力の買取を受けたら、まずは自家使用にまわされるため、電力会社から買っている電気代と同等の価値、
売電すれば、2014年度認定で37円/kWhで売電してもらうことができます。・
※一般的な家庭の電気代の平均値は、おおよそ24円/kW程度です。

【具体的なシミュレーション例】
太陽光発電:4kWを設置
初期費用:1,400,000円
年間発電量見込み:1,100kWh/kW
自家使用量は、30%、1kWhあたり24円、2014年度設置と条件を仮定します。

そうなると、年間想定節電額は、
4,400kWh×24円×30%=31,680円・・・年間節電額
月々電気代が今より31,680円÷12ヶ月=2,640円安くなる計算です。

年間の売電利益は、
4,400kWh×37円×70%=113,960円・・・年間売電額
毎月113,960円÷12ヶ月=9,497円の売電利益が電力会社から振り込まれる計算です。

太陽光発電の導入で得られる利益シミュレーション

  • では、実際に太陽光発電を導入した場合、どういう収支イメージになるのでしょうか?
  • 本当にその初期費用を支払うメリットはあるのでしょうか?
  • どんな経済情勢の人であれば、問題ないのでしょうか?

実は、これらの疑問に対しては、当サイトは明確な基準を持っています。

それは、次の通りです。

初期費用でかかった金額を10年で全額回収すること

いわゆる投資利回りでいうと、年利10%ということです。

この基準を満たす場合、太陽光発電を導入するよう、おススメしています。

→詳しくは、太陽光発電で費用対効果を最大化する方法

この基準を満たす人は、太陽光発電を導入してメリットがあるといえますし、
収支イメージも非常につきやすいということができます。

つまり、初期費用に支払ったお金の10分の1の額だけ、利益が出るということです。

なぜ、利回り10%が基準値なのか?
実は、10年で初期費用を回収できるかどうかが、太陽光発電導入の基準だというのには、明確な理由があるのです。

  1. 全量買取制度で住宅用の固定買取期間が10年
  2. パワーコンディショナーの寿命がおおよそ10年
  3. 他の投資でもっとも利回りのよいもので10年程度

全量買取制度では、住宅用の場合固定買取期間は、10年になっています。
(産業用の場合は20年)

そして、買取期間が終了後の適用は、現在のところは未定です。

そのため、制度がどうなるとしても、全量買取制度の固定価格買取期間が終わるまでに、
初期費用を回収していれば、絶対に損することはないし、大きくシミュレーションからずれることはないです。

※10年目移行の節電・売電利益は、すべて純利益となるからです。

次にパワーコンディショナーの寿命が10年なのも一因です。

パワーコンディショナーは、ほとんどのメーカーが10年保証です。

そう考えると、当然運がよければ15年、20年と耐久すると思いますが、
10年超えるといつ壊れるかわからないということがいえます。

パワーコンディショナーが壊れた場合には、数万円かけて交換しなくてはいけなくなります。

追加で費用がかかり、投資が必要になるため、
最低でもそれまでに、最初にかけた費用が回収できていることが望ましいのが理由です。

また、他の投資と比べて、太陽光発電は非常に硬い投資ということができます。

なぜなら、太陽光発電が電力を発電する限り、自家使用あるいは、売電することで、
きちんと節電利益や売電利益を上げることができるからです。

売電については、固定価格買取制度で、国が買い取り価格を保証しています。

また、太陽電池が一定以上発電することは、各メーカーが最低でも10年、
長ければ25年保証しているものです。

そう考えると投資として本当に怖いリスクが思いつかないほどです。

そんな中、たくさんある投資の中で、比較的にリスクが少ない投資として考えられ、
似たような性質を持っているものとしてあげられる不動産投資が、
ミドルリスクロングリターンのもので、大体10%くらいの利回りがあれば上等という観点から、
太陽光発電も10%程度の利回りがあればよいと思ったのが理由です。

※しかも、不動産投資に比べると太陽光発電はさらにリスクが小さいです。

以上のことから、太陽光発電は非常に有効な投資ということができます。

※ただし、すべて設置場所の条件によって、投資として有益かどうか最終的に変わってきます。
太陽光発電の見積もりとシミュレーションの見方でしっかりと基礎を確認いただき、
あなたの設置場所が本当に太陽光発電に適しているのかを確認して頂けたら幸いです。

現金がない場合は、ローンを活用することもできる
もちろん、初期費用として自己資金が減ることが怖いという方や、ゆとりの無い方は、
ソーラーローンを中心とした融資を活用して導入することもできます。

ソーラーローンは、現在非常に金利が安く、融資も受けやすいことから、
高い人気を誇っているのが現状です。

詳しくは、ローンを活用して太陽光発電を導入するをご覧ください。




太陽光発電のデメリット7:今あるお金が減る未来への投資関連ページ

太陽光発電のメリット1:エネルギーのクリーン性
太陽光発電のメリットの1番目は、環境面の利点でエネルギーとしてのクリーン性と非枯渇性です。太陽光エネルギーを電気に変える仕組みなので、二酸化炭素などの副産物を一切排出することなく、また地球資源を一切使用することなく電気を作り出すことが可能なのです。
太陽光発電のメリット2:経済的な利益
太陽光発電を導入することで得られるメリットの2番目は、経済的な利益を得られるということです。すなわち電力を発電することで電気を電力会社から購入する量が減り、売電することで収入源にもなるということです。
太陽光発電のメリット3:非常時の緊急用電力源となる
太陽光発電を導入することで得られるメリットの3番目は万が一停電になった時でも太陽光が照射される限り電力が生産され続けることです。地震などの自然災害が起こった時に、とてもに頼りになる非常時の緊急用電力源となるのです。
太陽光発電のメリット4:地球資源の保全
メリット1が地球環境の保全だとすれば、このメリット4は地球資源の保全ということができます。太陽光エネルギーのみで電力は発電する太陽光発電は、現代社会で生活する上で必須の電気をどんな資源も使わずに発電することができる非常に優れた技術であることが言えます。
太陽光発電のメリット5:電力市場全体の節電に貢献できる
太陽光発電のメリット5番目は、自家発電した電力を使用することで、主に夏場を中心とした電力需要が高い時期の節電ニーズに貢献できることです。
太陽光発電のメリット6:送電ロスがなくなる
電力会社から電気の使用場所までの送電線上で、長い距離運ばれてくる間に電力は10%くらい失われます。それを送電ロスといいます。太陽光発電は自宅で作られるため送電ロスをなくすことができます。
太陽光発電のメリット7:使用電力の可視化で10%節電になる
7番目のメリットは、あまり注目されていない太陽光発電の効果なのですが、電力の発電、使用量が可視化することで、意識的に節電するようになり、平均で10%も電気の使用量が減るというものです。
太陽光発電のメリット8:今なら高額な補助金が助成される
太陽光発電は、今導入すれば最低でも導入価格の1割程度の補助金をもらって始めることができ、さらに向こう10年間電気利用者から援助してもらいながら設備を維持管理できるという大きなメリットがあります。
太陽光発電のメリット9:設置場所を選ばない
太陽光発電のメリットの9番目は、設置場所を選ばないということです。現在の設置場所のメインは、屋根ですが、更地や倉庫の上、カーポートの上など、多種多様な場所に設置することができます。もしかしたら、あなたが持っている場所で、思いもよらないところに設置できたりするかもしれません。
太陽光発電のメリット10:光熱費を削減できる
太陽光発電を導入することで、間違いなく光熱費を削減することができます。なぜなら、太陽光発電は太陽光が照射されれば電気を発電するからです。ここでは、どれだけ削減できるのか、解説したいと思います。
太陽光発電のメリット11:遮熱効果で冷暖房費を節減できる
太陽光発電を屋根に設置すると、夏は日差しを防ぐ遮熱効果で2階室内の温度の上昇を抑えることができます。逆に冬は、室内の暖かい空気が、室外の冷たい空気と交わらことで、気温の下落を防ぐことができます。このようにして、冷暖房費を抑制することにつながるのです。
太陽光発電のメリット番外編:家族が喜ぶ
ここでは、一般的な太陽光発電のメリットの番外編としまして、直接的に太陽光発電がもたらすわけではない、副次的なメリットを紹介したいと思います。それは、家族が喜ぶということです。
太陽光発電のメリット(利益)を計算する方法
太陽光発電を導入した際に、どれだけメリット=利益がでるかを計算する方法を紹介します。見積もりとシミュレーションを取得することで、簡単に想定利益を計算することができるようになります。
太陽光発電のデメリット1:初期費用が高額
太陽光発電を導入することのデメリット1番目は、初期費用が高額であることがあげられます。1kW最安値で30万円程度なので、一般家庭ではおおよそ100万円程度は初期費用がかかる計算になります。
太陽光発電のデメリット2:発電効率が悪い
一般的に太陽光発電は、発電効率が悪いと言われています。これは、受け取る太陽光エネルギーを電気に変換できる割合が低いことを意味していますが、だからといって必ずしも損をするという性質のものではありません。
太陽光発電のデメリット3:発電量が不安定なこと
太陽光発電は、太陽光が照射されている時には発電しますが、夜だったり、曇っていたり、影になったり、日が射さない時には発電することがありません。そのため、発電量が周辺環境や天候に大きく左右されてしまい不安定になるということがデメリットとして言われています。
太陽光発電のデメリット4:メンテナンスが不可欠
太陽光発電は機械設備のため、メンテナンスをしなければ発電効率が低下したり、最悪の場合故障してしまうこともあります。最低でもメーカー保証が10年はあるので、大丈夫ですが修理や交換に伴う機会ロスをなくすためにもメンテナンスは不可欠となります。
太陽光発電のデメリット5:補助金打ち切りの可能性
太陽光発電の5つの基本的なデメリットの5番目、補助金が打ち切りになってしまう可能性があることについて、解説していきます。
太陽光発電のデメリット6:太陽電池を設置する際の面積の問題
太陽光発電のデメリットとしてあげられるものの6番目として、太陽光発電を設置する際に、一定以上の面積が必要になるということがあげられます。10kW以上だとさらにその条件は厳しいものとなってきます。ここでは、設置場所の面積の問題について解説したいと思います。
太陽光発電のデメリット8:電磁波の問題・リスク
太陽光発電を導入する際に、必ず導入する機器の一つパワーコンディショナーは電磁波を発します。電磁波が人体に与える影響は、根本的にはまだわかっていな部分があるので、ひとつのデメリットと捉えて対策することが必要です。
太陽光発電のデメリット9出力抑制・電圧抑制による売電量の減少
太陽光発電のデメリットの9番目は、パワーコンディショナーの出力抑制・電圧抑制機能により、売電量が減少する可能性があることです。あまり聞きなれない言葉ですが、リスクとして大いにありうることですので、しっかりと抑えて頂けたらと思います。