太陽光発電のいろは「みちしるべ」
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送電ロスとは何か?なくなるとどんなメリットがあるのか?

通常発電所で作られた電力は、分電所を経由して、送電線を通って、自宅へと運ばれてきて消費します。

その間、何十キロという長い道のりを電気は旅してくるわけで、

送電線を通っている間に、当然のことながら一部電気が失われます。

それを送電ロスといいます。

【参考:送電ロスはどれくらい?】
送電ロスイメージ図
出典:環境ビジネスオンjp

以上のように、現状の送電線の状態で約7%、送電線の容量を倍にすると3.5%のロスがあるということです。

運ばれる距離が長くなれば長くなるほど、この送電ロスは大きくなるのが特徴で、
太陽光発電の場合、自宅で発電することから、送電ロスは最も少なくなります。


電力会社から購入する電力量は、自宅にある買電メーターで集計されるので、
電気を買う場合の送電ロスは、電力会社負担となります。

電力会社から発信された電力ではなく、
自宅に着いて使用された電力料金を消費者は支払う仕組みになっているからです。

※送電ロスが電力会社負担だからといって安心してはいけません。
送電ロスが7%もあるということは、本来ある需要のよりも7%も多く電力会社は電気を作らねばならず、
現状電力会社の電気の原料が枯渇燃料だということを考えると、資源を浪費していることになりますし、
地球環境への負荷も無駄に多くなっているということがいえます。


一方で、太陽光発電で電力を発電して、電力を売電する場合は、

発電場所に設置された売電メーターで売電量を計測するために、

こちらもまた送電ロスは、電力会社負担となります。

売電メーターを出た時に計測された電力単位で買取となるためで、

電力会社へ着いた電力を計測するわけではないからです。


とういうふうに考えると、基本的に私たちには、リスクや損はなにように感じられます。


その通りです。


実際に送電ロスがあって、経済的にデメリットを被るのは、

電力会社のみであって、電気の消費者や太陽光発電の設置者には、

全く送電ロスは関係ないといってよいと思います。


しかし、太陽光発電のエコロジー性が、社会的な益だということを考えると、

必ずしも私たちが損せず、電力会社が損するなら構わないというのは、

ナンセンスであって、やはり全体最適ということを考える必要があると思います。


そう考えると、野菜などで地産地消という動きが見られるように、

本来的には電力についても、地産地消できるようになると、

社会益としては、もっとも大きくなると言えるのではないでしょうか?


太陽光発電のメリット6:送電ロスがなくなる関連ページ

太陽光発電のメリット1:エネルギーのクリーン性
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太陽光発電のメリット2:経済的な利益
太陽光発電を導入することで得られるメリットの2番目は、経済的な利益を得られるということです。すなわち電力を発電することで電気を電力会社から購入する量が減り、売電することで収入源にもなるということです。
太陽光発電のメリット3:非常時の緊急用電力源となる
太陽光発電を導入することで得られるメリットの3番目は万が一停電になった時でも太陽光が照射される限り電力が生産され続けることです。地震などの自然災害が起こった時に、とてもに頼りになる非常時の緊急用電力源となるのです。
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太陽光発電のメリット5:電力市場全体の節電に貢献できる
太陽光発電のメリット5番目は、自家発電した電力を使用することで、主に夏場を中心とした電力需要が高い時期の節電ニーズに貢献できることです。
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7番目のメリットは、あまり注目されていない太陽光発電の効果なのですが、電力の発電、使用量が可視化することで、意識的に節電するようになり、平均で10%も電気の使用量が減るというものです。
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