太陽光発電のいろは「みちしるべ」
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太陽光発電は、設置場所の方向や角度に発電量が左右されます

太陽光発電の設置方向と設置角度
陽光発電は、太陽光が照射されることで発電する仕組みです。

当然、照射される光の量が多ければ多いほど、発電量は多くなります。

一方で、太陽は東から昇り、南を通り、西へ沈みます。

南がもっともよい向きだというのはなんとなくわかると思いますが、
東や西向きだとどの程度日射量が減るのでしょうか?

太陽光発電を設置する場所は、遊休地などの広いフラットな場所であれば、
最適な設置方向を選択できるのですが、屋根などすでに方向が決まっている場合、
それを変えることは容易ではありません。

うちは、南東向きなんだけれど大丈夫なのかしらといった具合に、
変えることのできない設置場所の条件によって発電量がどう推移するかも含めて解説したいと思います。

また同様に、角度についても同じことが言えると思います。

例えば、陸屋根のようにフラット場所に設置する場合と、壁などのように垂直な場所に設置する場合では、
照射される太陽光の量は変わってくることになります。

実は、フラット=0°~垂直=90°の間で最適な角度というのがあるのです。

これも屋根の場合は調整することが難しいので、角度が調整できる方への最適な角度は何度かということと、
角度を調整することができない場合、どの程度の発電効率になるのかをまとめています。

角度や設置場所の方向が最適でないと駄目か?

太陽光発電にとって最適な設置方向・方角や角度があるということは、
それ以外の場合だと採算性を損ねてしまい、導入する意味がなくなってしまうのではないか、と考える方がいます。

しかし、そんなことはありません。

確かに、設置方向や角度を自由に調整できる場合は、最適な条件に整えてあげることは大切ですが、
一方ですべての場所が、自由に調整できるわけではないのが実情です。

そして、必ずしも最適な設置方向や角度でなくても十分に採算性をよくして、メリットを享受することができます。

なぜなら、設置場所の条件が完全に整っている場合も少ない一方で、完全に悪い場合も少ないからです。

設置場所は、それぞれがよいところもあれば、悪いところもあるのが実情で、
条件の悪い部分にばかりフォーカスしたり、よい部分にばかりフォーカスするのではなく、
実情に則して採算性を検証して、導入するかどうか含めて、検討するのがベストと思います。

太陽光発電を設置するのに最適な設置方向と角度

日本の標準的な場所の場合、太陽光発電を設置するのにもっともよい条件は次の通りです。

  • 設置方角:真南向き
  • 設置角度:30°

※ただし、設置角度は、緯度によって多少異なってきますが、日本だと30°前後です。

では、これらの条件を損ねた場合、どの程度発電量が低下するのでしょうか。

下の表にまとめましたので参考にしてください。

設置場所の向きと発電量の関係

南向き100とした場合の割合)

.設置場所の傾斜角度と発電量の関係

(水平から30°100とした場合の割合)

北向き      66% 0°=水平    89.3%
北東向き    73% 10°       94.9%
東向き      85% 20°       98.4%
東南向き    96% 30°       100.%
南向き     100% 40°       99.5%
南西向き    96% 50°       96.5%
西向き      85% 60°       91.7%
西北向き    73% 70°       85.0%
  80°       76.7%
  90°=垂直   67.1%

このように、方角によって最大34%、角度によって33%、発電量を損ねます。

しかし、方角については真北向きの場合ですし、角度は壁と同じ垂直の場合です。

こんな極端なことはあまりありえませんので、
実は、最適な状態から、最悪な状態のどこかにあるのが通常になります。

最終的には、現地の状況を調査することでしか、採算性を確認することはできませんが、
設置場所が最適ではないからといって、諦める必要はまったくありません。

そのことを念頭に次の記事を参考までにご覧ください。

あなたの設置場所で太陽光発電が利益になるかどうかを判断することができ、
さらに、導入する場合は、費用対効果を最大にして太陽光発電を導入することができるようになります。

  1. 見積もりとシミュレーションを取得して採算性を確認する
  2. 太陽光発電で費用対効果を最大化する方法



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