太陽光発電のいろは「みちしるべ」
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太陽光発電は天候不順にどう影響を受けるか?

陽光発電の導入を検討する方にが、必ず不安に思うことの一つに、
天候不順があげられます。

太陽光発電は、太陽光が照射されることで発電する仕組みなので、
当然、太陽が出ていないと発電することはありません。

晴天の日は問題ないのですが、曇りの日や雨の日は、発電量が減ることになります。

太陽光発電を設置した後、日照量が減って、十分な発電量を得ることができなくなるのではいか、
と考えて不安になってしまうことは、当たり前のことということができるでしょう。

ここでは、天候不順にどう対処するかを解説したいと思います。

神のみぞ知るこれからの天候

基本的に私たちは、天候をコントロールすることはできません。

晴れを雨にしたり、曇りを晴れにしたり、雨を雪にしたり、向かってくる台風の進路を変えたり、
これらはすべて私たち人間では、現状コントロールすることが出来ない問題です。

そのため、日照量も降水量も、すべて毎年ランダムに違っているのが現状です。

下のグラフをご覧ください。

これは、気象庁が出している東京の年間日照時間を1890年から2014年まで集計したものをまとめたものです。

※2014年度はまだ途中なので、一番最後は、大きくへこんでいます。

東京の日照時間推移

この表からわかることは、以下の点です。

  1. 日照時間は毎年変動はあるけれど、ある一定の日照時間の幅の中で変動している。
  2. 日照時間は、よい年ばかりも悪い年ばかりも続きはしない

このことをまとめると、過去120年間のデータを参考に考えると、これから先の日照時間も、
年によって違ってくるのは間違いないですが、ものすごく日照時間が短い年でも一定量の日照量は確保でき、
また、悪い年があれば、良い年もあるということがわかります。

つまり、今後1年間の発電量=日照量を考えると、多くなるか少なくなるかは、
まさに神のみぞ知るということがいえますが、逆に10年スパンでみれば、ある程度の制度の高い予測をすることができる、
ということになります。

当然、地球温暖化の影響等もあるので、環境は大きく変わってきてはいますが、
過去120年間のデータから向こう10年、20年間程度の状況はある程度予想できると考えるのは自然のことでしょう。

天候不順が問題ではない、短期的な視点が問題です

これらのことから、太陽光発電にとって天候不順は、一年間だけを取れば問題だということができますが、
10年、20年スパンで見れば、天候不順で日照量≒発電量が少ない年があっても問題ではないということがいえます。

天候不順が起こることが問題なのではなく、焦点が一年間という短期的な期間に行くことが問題なのです。

なぜなら、太陽光発電は一年発電量が多ければよいというものではなく、
10年かけて初期費用を回収して、さらに10年で導入費用分の利益を取ることができる、
長期的に安定的に運用されるシステムだからです。

人によっては、日々の発電量に大きく感情を左右される方もいらっしゃいますが、
太陽光発電の本質を捉えたときには、日々の発電量、年間発電量というよりは、
運用する全期間トータルでの発電量を考えることが大切になるのではないでしょうか?

以上、参考になれば幸いです。

なお、あなたの検討している設置場所で、そもそも太陽光発電を導入して本当に得することができるのか、
しっかりと判断するために、次のページをご覧いただくことをおススメします。



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