太陽光発電のいろは「みちしるべ」
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太陽光発電の契約でトラブルに巻き込まれないために

太陽光発電のトラブル防ぐ
陽光発電システムの導入するかどうか選択する場合、たっぷりと時間をかけて検討してから決めたほうがよいでしょう。
太陽光発電販売業者が、無理やりあるいは強引に契約を急かしてきても、それに乗ってしまわないように注意すべきでしょう。
例えばそれが、目に見えて強引だとはいえなくても、
  • 全量買取制度の買取単価下がりますから、、、
  • 補助金がなくなりますから、、、
  • 今なら決算のため赤字覚悟で○○円特別値引きしますから、、、
  • 今月は成績が苦しいので助けてください、、、
  • 一日でも早く導入しないとお金の無駄になりますよ、、、
さまざまな理由を付けて、機会損失の恐怖や特別感などあなたの感情をあおって、
早急に購入を決断するよう迫ろうとする営業マンも残念ながら多くいることでしょう。

もちろん、見込み客に決断を迫るために機会の損失に対する恐れを活用することは、
営業マンにとって大切なスキルの一つで、なかなか「決めきれない」方へ背中を押すのに役立つことです。

しかし、これはあくまでも見込み客となる方が、しっかりと概要を理解していて、その方のメリットがものすごく大きい場合で、
且つたまたまその方が優柔不断で、「自分の考えていること」以外に「何か」リスクとなるようなことが潜んでいると、
根拠のない不安をかかえている場合にのみ使うべきで、何よりも大切になることは、
見込み客となる方が、心から営業マンの伝えようとする価値を理解しているかどうかを見極めることにあります。

そのように考えると、闇雲にスキルを使って見込み客に購入という決断をさせようとするのは、
完全に見込み客のためではなく、営業マン自身のインセンティブなのか営業成績なのかのためであって、
それは基本、原理原則から反することでになると思うわけです。

営業マン理論となってしまうかもしれませんが、営業マンは顧客の利益を最大化する手伝いをする仕事であって、
決して自社あるいは自分の成績やお金のために、顧客を利用するものであってはいけないと思うわけです。

ところが、世の中にはたくさんの営業マンがいますが、真の意味での営業マンと思われる人は、
数が少ないのが現状で、そもそも販売会社が営業マンをインセンティブや社内評価などといって、
「利益」を営業マンのモチベーションの源泉として使っている以上、仕方ないことではありますが、
どうしても顧客目線で営業活動をする人が全体の2割にとどまるといわざるを得ません。

そのことを念頭に、しっかりと営業マンと対峙していただいて、その営業マンが本当に意図するところは何かを理解し、
営業マンの利益のために、急いで契約をするようなことがないように注意しましょう。

もちろん、結果がよければそれでよいのですが、結果が悪ければ、あなたは最終的にその意思決定を、
営業マンのせいにしてしまうことになりますので、より深く注意することが必要になるというわけです。

太陽光発電は、導入するに当たり、100万円前後以上は最低でもお金がかかることです。

あなたにとっても大きな出費ですし、販売店や営業マンにとっても大きな利益がかかっています。

そういう意味で、トラブルに巻き込まれないよう、細心の注意を払って契約することが必要であり、
慎重に多角的に検証した上で、きちんとした意思決定をすべきと思います。

太陽光発電取引におけるトラブル増え続けています

太陽光発電のトラブル
上記グラフを見ていただくとわかりますが、太陽光発電関連のトラブルは増え続けています。

消費者センターに届けられる相談の中には、
 「太陽光発電業者に発電量を保証すると説明されて取り付けたが、保証された量の発電をしない。」
という事例など、見積りをきちんと検証していなかったり、利益や収益シミュレーションをしていなかったり、
あるいはシミュレーションの根拠が間違っていたり、説明不足からお互いの認識のずれがあるようなことが多くあります。

これらは、もちろん販売店側の営業スタンスが間違っていることや営業マンの技量不足であることが原因としてありますが、
一方で、消費者のほうもしっかりと検証したり確認したり、責任感が足らないケースが多いです。

販売店も悪いですが、最終的に意思決定した消費者にも責任があるケースが多いのです。

なぜなら、しっかりと検証していさえすれば、(当サイトを先に見ていさえすれば)ほとんどのトラブルを
未然に防ぐことができたはずだからです。

言い方は御幣があるかもしれませんし、失礼かもしれませんが、
トラブルが起こるもう一つの原因は、購入者側の無知と責任感の欠如だということです。

現代は情報化が進んで、一般の人でもインターネットを活用すればあらゆる情報を
ほとんど無料で収集することができますし、手間も時間もそんなに多くはかかりません。

そういう意味では、しっかりと意思決定の前に情報を収集することが極めて重要になるわけです。

そして、複数社の見積もりやシミュレーションを比較検討して、しっかりと営業マンと交渉することで、
これらのトラブルの多くは防ぐことができるようになるわけです。

※もちろん、当サイトでは何度もお伝えしているように、そもそも販売店選びを間違えるとすべてを間違ってしまうことから、
見積もりとシミュレーションを依頼する先をしっかりと選定することを心がけるようにすべきと思います。
高確率で優良な太陽光発電の販売店を見つける方法

万が一トラブルに巻き込まれたら

そうはいっても人は誰しも完璧ではありません、勢いや情に任せて契約することもあるでしょう。

あるいは、いろいろな状況によって適切な意思決定ができず失敗することもあるでしょう。

また、優良販売店だと思っていた会社、あるいは少なくともその時点の姿勢は優良だった販売店が、
さまざまなスキルや仕組み不足から、トラブルを巻き起こそうこともあるでしょう。

先にお伝えした消費者センターへの相談の中には、
「契約はしたけどもうちょっと冷静に検討したいから、クーリングーオフの仕方を教えてほしい」ということもあります。

クーリングーオフとは、契約締結後8日以内無条件で契約を解除することができる制度をいいます。

これは、特定商取引法という法律に定められた制度で、誰しもがうゆする権利を保障するものです。

また、消費者契約法など消費者を守る法律はたくさんあります。

これらをしっかりと理解することで、万が一太陽光発電の導入を失敗したり、意思決定ミスしたりした場合に、
救済されることもありますので、確認してみるとよいでしょう。

当サイトで詳しい内容を解説してありますので、次のページをご覧ください。
太陽光発電を契約する際にクーリングオフが適用される条件とは

契約時の注意!|トラブルを回避するための意思決定関連ページ

太陽光発電についての情報収集
太陽光発電に興味を抱いたらまずは、情報収集をしましょう。インターネット上には、非常にたくさんの太陽光発電に関する情報が溢れています。その中からしっかりと正しい情報を提供している優良サイトを見つけましょう。当サイトはそんなサイトであると自負しています。
太陽光発電設置までのプロセスと設計のポイント
太陽光発電を導入するのにあたり、どのようなプロセスを経て稼動に至るのかの全体像をまとめました。一番最初に考えるべきは、どのようにして太陽光発電は設置されていくのかの全体像を把握して、当初の計画、設計をしっかりと練ることです。無計画は失敗を計画することという格言にもあるとおり、当初の意図が何よりも大切になります。
見積もりとシミュレーションを取得して採算性を確認する
実際に太陽光発電を導入したほうがよいのか、悪いのかを見極めるために非常に重要なステップです。具体的に導入を検討する前段階のステップなので、簡易見積もりというシステムを活用していきます。
事前調査・現地調査をして最終確認をする
実際に業者に設置場所に来てもらい、そもそも太陽光発電の設置が可能かどうか、周辺状況や日照状況に併せた想定発電量、導入費用の最終見積もりなどを判断してもらいます。検討段階で最も大切なステップとなります。
提案書・提供プラン選択のポイントは?
太陽光発電を導入する場合、どの販売店から、どのメーカーのどの商品をどのくらいの容量をいくらで導入するかは、全体的な目的を遂げることができるかどうかという点において、成否を握る極めて重要な点になります。ここでは、販売店からの提案書、提供プランをどう選択するかのポイントについて解説しました。
太陽光発電の見積もりとシミュレーションの見方
太陽光発電を導入するためには、費用対効果を明確にする必要があります。そのためには、見積もりとシミュレーションを取得しないといけません。もちろん現地調査をしないと正確なデータはでませんが、簡易見積もりでもとりあえずは、概算計算することができます。
契約と施工から系統連結・本格運用まで
いよいよ太陽光発電を導入する決断を下して、実際に発注、契約、そして施工から系統連結を済ませて本格的に運用するところまでが始まります。ここからが本当の意味での太陽光発電生活のスタートとなります。
太陽光発電の設備認定手続きとは?
太陽光発電の導入が決まったら、全量買取制度の適用を受けるため、環境省に設備認定の手続きをする必要があります。ここでは、設備認定手続きについて解説します。
太陽光発電の屋根への施工方法はどうする?
太陽光発電は、どうやって屋根に取り付けるのでしょうか?ここでは、日本でよく見られる屋根の形状別の施工方法について解説しました。
各機器を設置する具体的な施工プロセスは?
太陽光発電の各機器を設置する具体的なプロセスについて解説しました。何よりも求められるのは、屋根そのものの本来の機能を損ねず、安全性を第一にした完璧な施工です。
付帯工事とはどのようなことが考えられる?
付帯工事とは、太陽光発電システムを設置するにあたり、必要となる最低限の工事にプラスして、状況に応じて施工が必要になるものです。付帯工事は標準工事費対象外となることが多いので注意が必要です。
太陽光発電で絶対にトクする3ステップ
太陽光発電に興味ある方が、絶対に損することなく、もっとも安い価格で、費用対効果も最も高く導入するために必要な3つのステップを紹介していきます。これだけで太陽光発電を導入するのに必要十分な情報を得ることができるようになります。
賃貸共同住宅と太陽光発電|マンションやアパートはどうか
アパートやマンションなど、一戸建て以外の賃貸共同住宅に太陽光発電を導入する場合は、どのようなことに注意すべきでしょうか?ここでは、太陽光発電と賃貸共同住宅についての考え方をまとめました。
高確率で優良な太陽光発電の販売店を見つける方法
太陽光発電の導入で成功するかどうかを決めるのは、販売店選びといっても過言ではありません。ここでは、高い確率で優良な販売店を見つける方法をご紹介します。
太陽光発電を契約する際にクーリングオフが適用される条件とは
太陽光発電についてあらゆる情報を網羅して、整理してお届けします。再生可能エネルギーの本命と言われ2012年より普及期に入った太陽光発電。これからどうなっていくのか。導入することで果たして得することが多いのか。設置することはどんな意味があるのか。中立の立場から情報提供していきます。
太陽光発電で費用対効果を最大化する方法
太陽光発電は設置場所によって発電量は異なりますし、そもそも販売店によって導入価格が異なることから初期費用も大きく違ってきます。ここでは、あなたが太陽光発電を導入して費用対効果が最大化する検討方法・導入方法について解説しています。
太陽光発電導入の目的は何かを明確化すること
太陽光発電の初期費用を回収する期間はどれくらいか
太陽光発電を導入して、初期費用を回収するまでには、どれくらいの期間を要するのでしょうか?ここでは、太陽光発電を導入した際のメリットを最大化するための具体的な回収期間の目安とそのための考え方についてまとめました。
太陽光発電は、変換効率が高いほどメリットは大きいのか?
太陽光発電の性能を測る一つの指標として用いられる変換効率。一般的に変換効率の大きいパネルほど性能が高くて価格も高い傾向があり、メリットがあると思われがちなのですが、それは本当なのでしょうか?
太陽光発電はいつ設置すべきか?導入時期の決め方
太陽光発電の設置を検討している方にとって、いつ導入するかは悩ましい問題だと思います。年々パネルの性能は向上し、価格も下落する。一方で全量買取制度の買取単価も下がっている。さらには機会損失という恐怖もある。ここではいつ導入するのがもっともメリットが大きくなるのか、解説したいと思います。
太陽光発電の設置費用はどのくらい?公認アドバイザーが応えます
太陽光発電の設置費用はどのくらい?ブームといえるくらいに普及が加速している太陽光発電、どのくらいの費用で設置できるのか気になる方も多いはず。これから導入するかどうかを検討する方のために、設置費用はどのくらいなのか、住宅性能検査協会公認太陽光発電アドバイザーが解説します。