設計プランであなたの太陽光発電ライフがまったく違うものになる
太陽光発電を導入する場合、太陽電池モジュール、パワーコンディショナーのメーカーや種別、
設置容量などさまざまな要素を組み合わせてもっともよいと思われる状態を作ろうとするものです。
太陽光発電に望む事柄を明確にして、設置場所という与えられた条件を元に、各要素を組み合わせ方を考えて、
見積もり、シュミレーションするすることで、どうすれば望む成果を手に入れるのに効果的かを検証することになります。
それが、太陽光発電を設計することであり、販売店のもっとも大きな役割です。
あなたの設置場所を直接確認して、具体的な個別の要件を確認することができる唯一の専門家は、
あなたが見積もり依頼をする販売店だけです。
そういう意味では、太陽光発電の販売会社は、単なる販売者というだけではなく、
あなたの太陽光発電ライフを設計し、運用するサポートまでするアドバイザーであるべきと思います。
→高確率で優良な太陽光発電の販売店を見つける方法参照ください。
つまり、当サイト内で何度もお伝えしているように、そもそも「どの販売店」と組んで、購入するかによって、
それらさまざまにある組み合わせをどうしたらよいかの考え方が大きく違ってくることになるということです。
考え方が異なれば、当然設計プランも変わってくるので、成果が大きく異なることになります。
例えば、自社の利益ばかりを考える販売店と組んでしまった場合は、安価な機材を仕入れたり在庫をあたかも
もっとも適した商品として紹介して設計して、思うような成果を得られなかったりするわけです。
当然そのような販売店であれば、工事もできるだけ安く済まして利益を増やそうとしますので、
施工におけるトラブルが起こる可能性は高まり、万が一のちのちになって瑕疵が見つかった際には、
もう販売店自体が倒産してなくなっていて保証が活用できず、大きな出費を強いられることにもなるでしょう。
以上のことから、しっかりと販売店を見極めること、そして、最終的な判断をする前に、
販売店から提案されて提案書や設計プランをきちんと確認することをおススメいたします。
ここでは、提案書やプランを確認するポイントについて簡単に解説しています。
どのようにして設計・プランニングしていくか?
太陽光発電パネルの設置は、まず絶対的に変えることのできない設置場所の形状に合わせてプランをつくります。設置場所の形や向き、角度、日影条件などは、個別でまったく異なりますので、まず販売店の洞察力、調査能力が必要になります。
ぱねるを設置する向きは、南面が間違いなくよいのですが必ずそうできるわけではありません。
東西にも乗せる必要が出てくるかもしれませんし、逆に南向き一本に絞るほうがよいかもしれません。
より多く発電量を得ようと思えば、北面以外でどのくらい多くモジュールを設置できるかがポイントになりますし、
費用対効果を追求しようと思えば、東西にパネルを乗せるのはどうなのかを考えることが必要になります。
例えば1枚250Wのパネルを(具体的なメーカーがわかってしまいますか?)、3段6列にして18枚並べると4.5kW設置できます。
もし少し小さい200Wのパネルを、4段6列にして24枚並べると4.8kW設置できることになります。
屋根の形状とパネルのサイズや形をどう最適化するとより多く載せられるかを考える必要があるわけです。
つまり、屋根にどんな形状のパネルを何枚設置するかで、設置容量が変わってくるわけです。
これを判断するためには、さまざまなメーカーのさまざな設置条件やサイズなどを複合的に深く理解しておく必要があるので、
基本的にはプロの方でないと正確に判断することはできません。
さらに、1kWあたりの発電量もメーカーによって大きく違ってきます。
先の4.5kW設置した場合と4.8kW設置した場合で、一方が単結晶シリコンモジュールで、一方がCISモジュールやハイブリッド型だった場合、
そのエリアの気象条件によっても異なりますが、CISモジュールやHITのほうが多く発電することがあります。
また、今度は逆に設置容量が10kWいくかいかないかで、固定価格買取制度の適用における、
住宅用太陽光発電と、産業用太陽光発電とにわかれることになってきます。
9.8kW設置するのと10.1kW設置するのとでは大きく条件が変わってくるわけです。
さらにさらに、素材によっても商品によっても、1kWの導入単価は大きく違ってくるので、どうすることが効果的かを
判断するためには、施主の希望や願望をしっかりと分析して、よりよく判断することが大切になります。
※住宅用を2014年度設備認定を受けて導入した場合、
固定価格買取期間は、10年間で買い取り価格は37円/kWh、余剰電力の買い取りになります。
一方産業用を2014年度設備認定を受けて導入した場合、
固定価格買取期間は、20年間で買い取り価格は32円/kWh税別、全量電力の買い取りになります。
→全量買取制度の太陽光発電への適用参照ください。
固定価格買取期間は、10年間で買い取り価格は37円/kWh、余剰電力の買い取りになります。
一方産業用を2014年度設備認定を受けて導入した場合、
固定価格買取期間は、20年間で買い取り価格は32円/kWh税別、全量電力の買い取りになります。
→全量買取制度の太陽光発電への適用参照ください。
さらにさらにさらに、複雑な設置場所の形よっては、どう工夫して設置するかで大きく違いが出てきます。
架台の施工方法や、パワーコンデイショナへの系統の入力数なども影響をしてきます。
そんな本当に無数に考えら得るパターンの中からもっともよいプランを選択して、
あなたが望む太陽光発電ライフを送るために、どう選択することが最適化を検証するのが販売店の役割であるにもかかわらず、
悲しきかな、よくあるのが、業者の都合で1社か2社しかメーカーと提携していないため、販売店の都合で、あなたにとって、
ベストとは言いがたいプランの中からしか選ぶことができなくなるケースも多々あるのです。
そういう背景から、必ず複数社から複数メーカーの見積もりとシミュレーションを取得して、
比較検討することはもちろん、各販売店が提案するプランについて詳細な解説を聞き、
あなたが納得するまで追及することが大切と思います。
一生懸命がんばってくれる営業マンに対して同情して、ま、これでいっかと妥協するのではなく、
ソーラーフロンティアだったらどうなる?東芝だったらどうなる?長州産業だったらどうなる?
あと1kW増やしたらどうなる?東向きのをやめたらどうなる?たくさんたくさん質問してみてください。
優良販売店であれば、しっかりとあなたの質問に明確的確に答えてくれるでしょうし、
そもそもそれらさまざまなケースを比較検討したうえでもっとも適切なものを提案してくれるでしょう。
→いずれにせよ、優良な販売店に見積もり依頼をかける必要があるので、以下の記事を必ず読むようにしてみてください。
高確率で優良な太陽光発電の販売店を見つける方法
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